「金木犀」
朝起きると きらきらお陽様
ほのかに香る風が 窓の外に踊っていた
金木犀の花よ、と言って 君は笑った
ほんのわずかな期間しか咲かないの
起き始めた住宅地を 隅々まで
けど決して押しつけるでもなく
ただ陽の光のように 空気のように
静かに覆って香る小さな花
ビルの立ち並ぶ街では
かき消されてしまう
はかない香り漂う小さな町へ
君が待つ場所へ 帰ろう
陽の光と この花の香が似合う
やさしい君の元へ 帰ろう
「金木犀」
朝起きると きらきらお陽様
ほのかに香る風が 窓の外に踊っていた
金木犀の花よ、と言って 君は笑った
ほんのわずかな期間しか咲かないの
起き始めた住宅地を 隅々まで
けど決して押しつけるでもなく
ただ陽の光のように 空気のように
静かに覆って香る小さな花
ビルの立ち並ぶ街では
かき消されてしまう
はかない香り漂う小さな町へ
君が待つ場所へ 帰ろう
陽の光と この花の香が似合う
やさしい君の元へ 帰ろう