エッセイ 小説 詩 2023.03.15 詩集「まかろんのおもちゃ箱」より三編 まかろんのおもちゃ箱 【第6回】 まかろん キラキラとかがやく言葉の世界にようこそ! この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 季節の移り変わりや自然の美しさ、命のきらめき、日常で起こる不思議な出会い......。前向きに生きていくために、そっと背中をおしてくれる言葉たちがここにある! 心がおどる幻想的な世界がつめこまれた、全38編からなる詩集。※本記事は、まかろん氏の書籍『まかろんのおもちゃ箱』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 【ぎらぎら太陽の季節】に送る詩 「夏の夜に」 暗闇の中 遠くに聞こえる電車の音 我が思いを乗せてゆけ 星屑を撒き散らし 子狐座と踊り回り アンタレスの灯の下 星の雫で乾杯する 子守歌のように電車は行く ガタンゴトンと
小説 『背徳と熟愛のはざまで』 【新連載】 水沢 むつき 47歳バツイチ教師の私が溺れた“やめられない快楽”――年下の彼との恋は破滅か、それとも…… 今まで47年間生きてきた中で経験したこともない。こんなに優しく体を愛撫されただけで、何度も押し寄せる絶頂の連続。私が今までしてきたセックスは何だったのか。ただ、これは女性用風俗(略して“女風”)の性的マッサージ。女性は男性セラピストに報酬を支払い、挿入行為はないことを約束して受ける性感マッサージ。「はじめまして」からの会話の後、シャワーから始まり、キス、指圧マッサージ、オイルやパウダーを使ったマ…
小説 『壺を抱いたネコニャ』 【第2回】 柊 あると 少年特有の華奢な筋肉と大人の男の長さを持った腕は、アンバランスな魅力を漂わせていて… 【前回の記事を読む】「永遠のさよならなんてさ、けっこう簡単にできるんだ」彼はそう言って立ち上がり、部屋のドアに…説明している右半身の二割の意識も、それを自分のこととして捉えていなかった。右半身もまた、他人の身に起きた事柄を傍観しながら、第三者に説明する程度の感覚だった。私を苦しめている『もの』を吐き出すために、イメージ世界で、私は自分に都合がいい『私』になっていた。なぜならこれらは、素のままだっ…