俳句・短歌 歌集 自然 2022.11.04 歌集「緑葉の里」より三首 歌集 緑葉の里 【第4回】 上條 草雨 大いなる自然と文明遺産に抱かれて この地球(ほし)に住まう この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 不如帰耳みみを響かせ鳴いている新しい朝止やまずを知らず 不幸ふしあわせ其れだけじゃ無い幸福こうふくも必ず有ると桜咲いてる 満開後まんかいご散り行く花の散るは咲く人の別れは逢あえる始まり
小説 『超能力探偵 河原賽子』 【第6回】 春山 大樹 急に連絡が途絶えたストーカー男の様子見に、家を訪ねた。電気は点いているのに返事がない。こじ開けたドアの向こう、見えたのは… 【前回の記事を読む】ストーカー気質の男の相談で探偵事務所を訪れた。「大抵の男はこれで震えあがる」とすすめられたオプションは…林良祐の家は都心の住宅街にあった。築40年以上は経っているであろう古ぼけた2階建ての木造家屋で、周囲は塀で囲まれているが庭は非常に狭く、そこに植えているというより勝手に生い茂ったような笹が周囲からの目隠しになっていた。西側に細い路地があり、そちら側に庭の小さなゲートがあり、…
小説 『小窓の王[注目連載ピックアップ]』 【第6回】 原 岳 冬の劔岳、彼らが命を落としたあの山行の一部始終…「最短で六日間の計画。そのうちには必ず悪天の周期があるはず」 【前回の記事を読む】「なんで息子が死ななければならなかったのか…教えてほしい。」遭難事故の真相を知る私は——鬼島と川田は、手提げ鞄を手に持って林道を歩き始めた。歩き始めるとすぐに、門前の雪を溶かすために民家から流れ出した水流を横切らなければならなかった。水流は林道を覆っていた。氷点を下回る極寒の冬山においては、水はすべてを凍らせる魔物であり、自らの身体も含めて、携行物は極力濡らさないようにしなけ…