俳句・短歌 歌集 自然 2022.11.04 歌集「緑葉の里」より三首 歌集 緑葉の里 【第4回】 上條 草雨 大いなる自然と文明遺産に抱かれて この地球(ほし)に住まう この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 不如帰耳みみを響かせ鳴いている新しい朝止やまずを知らず 不幸ふしあわせ其れだけじゃ無い幸福こうふくも必ず有ると桜咲いてる 満開後まんかいご散り行く花の散るは咲く人の別れは逢あえる始まり
エッセイ 『カサンドラ症候群からの脱却[人気連載ピックアップ]』 【新連載】 Happy Navigator 那美 妊娠4ヵ月目の裏切り......夫が会社の同僚と肉体関係を持っていた。「だってお前が、子どもを欲しがったから」 夫とは、私の会社の同僚の友人という形で知り合い、1年半のお付き合いの後、結婚しました。もちろん、幸せになるために結婚しました。子どもたちと一緒に温かい家庭を築くことが目標でした。1年半のお付き合いの中でも、私は特に彼に違和感を持つことはありませんでした。いま思えばなんですが、結婚に関して前進する手続きはすべて私がやりました。・結婚するまで二人で積立する・家具や生活用品を買う・結婚式の日取りを決め…
小説 『左遷、最果てのパラダイスへ』 【第9回】 木山 空 手作り弁当に隠したメッセージ。「もし気づいてくださったら、前に進むことに決めていました...ワインを揃え、部屋に来ていただく準備をしました」 水島夕未の部屋はマンションの12階で結構広い。部屋はとても綺麗に整頓されている。部屋全体は黒と濃い茶色を基調としてシックな作りだが、白いディナーテーブルが対照的に映えている。テーブルの上にワインのクーラーボックスとワイングラスが2つ置いてあった。「これは?」「今夜、ご一緒しようと思って用意していました」「え、予定していたということですか?」「はい、1週間前から計画していました」「1週間前から?」…