(2)「絆ポイント」の具体化
ぼんやりと「絆ポイント」の概念がお分かり頂いたと思いますので、日常生活の中で「絆ポイント」が増えたり、減ったりするシーンを思い浮かべてみましょう。
新しい単位「=KZ」を使います。
ベタですが、もちろん「キズナ」の略です(笑)。
・お誕生日おめでとう、とLINEを送った +KZ
・お誕生日にプレゼントをあげた +KZ
・お客様のお子様の誕生日にプレゼントを差し上げた +KZ
・乗車されたお客様のお連れのお子様がぐずっていたので、おもちゃを渡してなだめた +KZ
・事故に巻き込まれた友人から連絡があったので、すぐに現場に駆けつけ、救急車と警察を手配した +KZ
・体調不良で急きょお休みになった同僚の仕事を代わりに片づけておいた +KZ
・部下がミスをしたので、すぐに菓子折りを持ってお客様を訪ねて謝罪した -KZ
・お客様との約束の時間に遅れた -KZ
・お客様との約束を忘れてしまった -KZ
・年賀状のあて名の漢字を間違えてしまった -KZ
・勤労感謝の日に夫の好物のおつまみを用意した +KZ
・妻の帰宅が遅くなりそうだったので、食事をつくってお風呂を掃除し、洗濯物を終わらせた +KZ
いかがでしょうか?
「事故現場に駆けつける……」
とても感謝されそうですね。大きな「ありがとう」、たくさんの「絆ポイント」をもらえそうです。
なぜ事故現場に駆けつけると、大きな「ありがとう」と、たくさんの「絆ポイント」が得られるのかは後述しますが、他にも、もっともっと「ありがとう」や「ごめんなさい」が発せられるシーンはあります。
そして、繰り返しますがどれも日常の些細なことばかり。その積み重ねが「絆ポイント」の増減として跳ね返ってきます。
次に、貯めた「絆ポイント」の還元についても考えてみます。
(3)「絆ポイント」の活用イメージ
貯めた「絆ポイント」は、日常のどんなシーンでどんな還元をされるのか。考察を進めていきます。
なぜ「絆ポイント」を貯めると、多くの人と、より良い関係性を築くことができるのか、なぜ日々の生活が豊かになるのか、なぜビジネスフィールドを飛躍的に生産性の高いものに変えることができるのか、なぜ「成果」になるのか……。
想像しながら読み進めてみてください。