あちこちに視線を止めて愛おしく 咲くを見い出す桃色の花
繁茂して水路の小川細くする 緑の命並び立つ葦
花咲いて住宅ビルに街の木々 自然讃歌を共に生きてる
※本記事は、2015年12月刊行の書籍『歌集 漣の夢』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。
歌集 漣の夢【第112回】
中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。
あちこちに視線を止めて愛おしく 咲くを見い出す桃色の花
繁茂して水路の小川細くする 緑の命並び立つ葦
花咲いて住宅ビルに街の木々 自然讃歌を共に生きてる