僕が奪ったきみの時間は

小西 一誠
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
高校時代、当時交際していた緑川遥香を妊娠、中絶させてしまった野上優。
その罪から逃げ続けること三年、優は今もなお心を閉ざしたままだった。
そんな中、同じ大学のゼミに通う前園明里に誘われ、大学主催の就活セミナーに参加することになる。
就職活動の一環として、過去の自分と向き合うことを決意した優は、遥香に謝るために地元へと向かうが、遥香は会うことを頑なに拒み続ける。
はたして、遥香が優を遠ざける本当の理由とは何なのか。
そして、塞ぎ込み続けた優が最後にたどり着いた“遥香の想い”とは――?

掲載記事

著者詳細

小西 一誠
2000年東京生まれ。
14歳から小説を書き始める。
『僕が奪ったきみの時間は』で第7回小説コンテスト大賞を受賞。
他に『河童の骸』『クロノスの審判』などの作品がある。