兎角儚きこの世は

白井 忠彦
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2024年7月31日
ISBN 9784344690905 判型 4-6186ページ
価格1,500円+税
李氏朝鮮を舞台に、共存共栄の精神の大切さを問う『魔女の涙』、
長年の努力が実らない絶望と、その後の再起をテーマにした『海底農園』。
さまざまな時代に生きる人々の想いや生き様を拾い上げ、人生の切なさと儚さを細やかな筆致で描いた、珠玉の短編集。

「桃源郷を探しに行かないか? 」
友人の一言で、桃源郷を求めて未開の地である森へ出かけた「私」。
理想と現実の狭間で葛藤しながらも桃源郷を探し続ける二人だが、なかなか見つからない苛立ちと疲れから、次第に溝が生まれてしまう。
予期せぬ試練と対峙する中で、理想を追い求めた先に待ち受けていたものとは――。
――『桃源郷』

掲載記事

著者詳細

白井 忠彦
2001年東京都生まれ。大学卒業後は一般企業に就職し、仕事の傍ら幼い頃の夢であった小説出版を実現。
農業に挑戦したいが、特に年末の筋トレ以降、椎間板ヘルニアに悩まされているため、小さな家庭菜園から始めようとしている。正直著作活動も命がけ(嘘)であるが、腰痛と飽き性に負けず、長編小説の作成も目指す。