標本室の男

均埜 権兵衛
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
「1000年後に残したいエピソードコンテスト」大賞作品!

ある日、渋谷医師と再会した標本室の男は、前代未聞のお願いをする。互いに“孤独”を感じる「2人」の真夜中の秘密の時間。
人と繋がることの温かさを丁寧に描いた、心励まされる物語。
豊かな構想能力と広い視野の紡ぐ世界観、突出したそれらの才能が特に評価された。

掲載記事

著者詳細

均埜 権兵衛
昭和三十三年二月十二日生。北海道夕張市出身。大学卒業後地質コンサルタントに勤務、その後北海道に戻り建設コンサルタントにて、主として道路施設の基礎地盤調査・防災点検等に従事。退職後コンクリート製造会社に再就職し、プレキャスト製品の品質管理等を担当する。
文芸に関しては、古事記、延喜式、平家物語、日本霊異記、和漢朗詠集、本朝文粋等を参照に日本人の心の歴史の探求を中心に創作を実施。