恋愛配達

氷満 圭一郎
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年11月30日
判型 電子書籍
価格1,100円+税
家業の酒屋を手伝うかたわら宅配便のアルバイトに勤しむ青年、曙省吾。
いつものようにあるアパートの一室に荷物を配達すると、そこにいたのは過去に省吾の前から突然姿を消した女・大地瞳子だった。
魔女のような破天荒さで気ままに振る舞う彼女のもとに、省吾は毎日荷物を届けることに。
そんな日々を経て、二人の距離は急速に縮まっていく。
ところが数日が経ったある日、衝撃の事実が発覚する。
省吾が運ぶ謎の荷物の中身は、なんと赤ん坊のミイラだというのだ――。
大地瞳子とは何者なのか。そして、二人の再会に隠された真の理由とは。
配達員と受取人が巻き起こす、摩訶不思議な恋愛を描いたラブコメ小説!

掲載記事

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著者詳細

なるかみのいかづち
明治時代の思想家であり評論家でもある先人、高山樗牛の残してくれた言の葉、『天にありては星、地にありては花、人にありては愛。これ世に美はしきものの最ならずや』に心を委ね、『天雲の八重雲隠り鳴る神の音のみにやも聞き渡りなむ』と万葉集に詠まれている如く、八重雲に隠れたまま音だけを微かに響かせて、この物語を描き鳴らしているのが作者のなるかみのいかづちの私である。