恋終わりの雨が7の日に降る確率

安桜 砂名
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2022年6月15日
ISBN 9784344940116 判型 文庫268ページ
価格880円+税
【神映湖の恋姫伝説】
およそ千年も昔、とある村に愛し合う男と女がいた。
しかしイジワルな天の神様がお告げをする。
『男は別の娘と結ばれるのが相応しい』と。
奇しくもその日は七月七日――七夕の日だった。
愛する人と引き裂かれた娘は、このような運命の者は自分で最後だと、人々の恋を助けるようになる。
そして娘はいつしか恋の神様、「恋姫」と呼ばれるようになっていったのであった。
目次
  1. 序章 冷たく壊れた姫君の夢
  2. 1章 まやかしの織姫と彦星
  3. 2章 夢見た過去
  4. 3章 すれ違う二人
  5. 4章 一途な姫君の罪、そして報い
  6. 5章 天罰と催涙雨
  7. 終章 恋姫に告ぐ――、

掲載記事

著者詳細

安桜 砂名
愛知県生まれ。
趣味は旅行とカフェ巡り。