季節の向こうに未知が見える

林 克
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2020年10月23日
ISBN 9784344931367 判型 4-6222ページ
価格1,000円+税
大学生の伊庭克彦は、参加したスキー選手権大会で競技中の事故により脊椎を損傷し、四肢麻痺となった。
以前のように手を動かすことも、歩くこともできない現実を少しずつ受け入れていく克彦。
ケースワーカーの勧めで「言語聴覚士」の研究生として学びはじめ、新たな目標や生きがいを見いだしていく――。
目次
  1. 第一章 小樽 人生の転機は突然に
  2. 第二章 千駄木 苦悩の三週間
  3. 第三章 石和 別れとリハビリテーション
  4. 第四章 新潟 新たなスタート
  5. 第五章 モントリオール 研究と出会い
  6. 第六章 村上 専門学校と若者たち
  7. 第七章 これから

掲載記事

著者詳細

林 克
学位取得(医学博士)
1947年、新潟県生まれ。体育系大学卒。全日本のスキー大会で受傷し四肢麻痺となる。リハビリを受けた後、新潟大学脳研究所に入所。モントリオール大学へ留学し、大脳前頭葉機能について研究した。帰国後、専門学校へ入職。現在、大学院で教育・研究に従事している。研究分野は高次脳機能障害学、認知症、失語症 他