【前回の記事を読む】秦の始皇帝の命で不老不死を求めて、仙術を究めた方士である徐福が船出した。しかし、彼は二度と秦や中華の地に帰ることはなかった二十年前、蘇我と物部は、朝廷内で仏教の受け入れを巡って争っていた。仏教は韓(から)からもたらされた最新の思想であった。蘇我が仏教を推進したのに対し、古来の神々を尊重する物部は仏教に反対する廃仏派となる。宗教上の争いは、その実、新興豪族の蘇我と守旧派豪族の物…
飛鳥時代の記事一覧
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小説『大王の密使』【第7回】都丸 幸泰
逃げ延びた僅かな残党の一人が、この男である。当時8歳だった彼は、館が炎に包まれて焼け落ちるのをその目で見ていた。
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小説『大王の密使』【第6回】都丸 幸泰
秦の始皇帝の命で不老不死を求めて、仙術を究めた方士である徐福が船出した。しかし、彼は二度と秦や中華の地に帰ることはなかった
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小説『大王の密使』【第5回】都丸 幸泰
十年前、都の焼け跡で、一人さまよっていた孤児が…大きくなったものだ。師に逆らい「いやです。私も行く。先生と一緒に」と…
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小説『大王の密使』【第4回】都丸 幸泰
「不老不死はもちろん、ある。仏法の中に。仏の中に永遠の生はある」
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小説『大王の密使』【第3回】都丸 幸泰
「八百年前の渡来人を捜してほしい。二人と一緒に行ってほしいのだ。」…800年前の人探しに蝦夷へ?皇子様は何をお考えなのだ…
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小説『大王の密使』【第2回】都丸 幸泰
都にて再会するかつての師と弟子 老剣、その懐かしい名前で呼ばれた老子は苦笑し、宮殿へ足を進めた
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小説『大王の密使』【新連載】都丸 幸泰
隋王朝の初代皇帝楊堅 (ようけん)の死後、息子たちによる後継争いの戦いを制した新皇帝。後に煬帝 (ようだい)と諡される皇帝に直接お目見えする機会が与えられて新都大興城の広大な王宮に入る