「あ、そういえば……」チョコレートを渡し終えた結城さんは、思いついた様子で話題を変えた。「あずみちゃん。ここへ来るときに中央処置室のほうが騒がしくなかった?」中央処置室とは、救急外来患者が運ばれて処置や検査をするところだ。M医科大学病院では救命救急センターと隣接している。「ああ……急患が入ったみたいですね。事故か何かですか?」結城さんも急患が運ばれたことは知っているらしい。結城さんが知っているく…
看護学生の記事一覧
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小説『白い陥落~看護学生あずみの事件簿 2~』【第7回】叶浦 みのり
運ばれた急患に嫌な予感がよぎる。まさか、そんなはずがない。そう思って、確かめにいくことに…
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小説『白い陥落~看護学生あずみの事件簿 2~』【第6回】叶浦 みのり
名医の予約は半年先!? 病院随一の謙虚で人柄もよく、優れた技量を持つ桂先生は大人気。
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小説『白い陥落~看護学生あずみの事件簿 2~』【第5回】叶浦 みのり
仕事場へ向かうと、「あれ……? 真琴?」 病院の待合室には、約束をすっぽかした友人の姿が...
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小説『白い陥落~看護学生あずみの事件簿 2~』【第4回】叶浦 みのり
突然現れた先輩女子からの依頼を断れず、連絡先を聞いたあずみ。彼女との出会いが、また一つの事件の始まりになるとも知らずに…
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小説『白い陥落~看護学生あずみの事件簿 2~』【第3回】叶浦 みのり
そこにはひとり、男性なのか女性なのか見分けがつかない人が立っていた。
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小説『白い陥落~看護学生あずみの事件簿 2~』【第2回】叶浦 みのり
あれだけ意気込んでいたのに、どうしたのだろう……。微かな違和感と共に始まる新学期
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小説『白い陥落~看護学生あずみの事件簿 2~』【新連載】叶浦 みのり
進級した初日くらい事件・事故などの話題とは関係なく普通の学生として過ごしたい!