店内に入り、ウェイトレスに案内されると、茂津は、「へえ~、テーブルも椅子も洒落たダークブラウンの木製か。クラシック調で良いじゃないか。別当はこんな店よく知ってるなあ。誰と来るんだい」といたずらっぽく聞いた。「残念ながら、お前が想像してるようなことはないで。俺の家は裕福やないけど、前に家族と2~3回来たことがあってなあ、コーヒーがうまいという、印象が強かったんや。ブルーマウンテンやキリマンジェロ…
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小説『海が見える』【第6回】西野 民彦
JR元町駅の西改札口で待ち合わせて「ヴィーナスブリッジ」へ
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小説『思い出は光る星のように…』【第4回】伊久 美子
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小説『海が見える』【第5回】西野 民彦
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