(ホシ)ガリーナちゃんと虹のドア

わたしは虹の妖精

なまえは……「(ホシ)ガリーナちゃん」

虹の世界に住んでるの

虹の世界の王様がね……

(ホシ)ガリーナちゃんは何色が好きなんだい?」って……

「んーわからない」

「あはは……そうか、そうか」

(ホシ)ガリーナちゃん、今から7つの世界を旅しておいで」って……

「なんで? なにかいいことあるの?」

「あははは……」

「行ったらわかるよ」

「きっとステキな出会いになるよ」

「んーなんだかよくわからないな……まっ行ってみようかな」

(ホシ)ガリーナちゃんは王様から7つの世界のカギをもらい出発したのでした。

★赤の世界

「ここが赤の世界かぁ……」

「コンコン……こんにちはー!! わたしが(ホシ)ガリーナちゃんです」

「あれ? あれれ? えー!!」

赤の世界の妖精さんたちは

元気のない子

わがままな子

ケンカしている子

「どうしよう……こんなのイヤ……よーし!! わたしは虹の妖精だもん」

「わたしが赤の世界を戻してあげる!!」

(ホシ)ガリーナちゃんはいっぱい考えました。

「何かいい方法はないかなぁ……」

「そうだっ!! みんなで一緒にお花や木を育てよう」

赤の世界の妖精さんたちと一緒にたくさんの木やお花を赤の世界中に植えました。

すると……

妖精さんたちはとっても元気になり、パワーもりもり、ケンカもなく協力しあうようになりました。

「あーよかったぁ」

(ホシ)ガリーナちゃん ありがとー!!」

「えへへっ」

「赤の世界の妖精さんたちはパワーがあって、行動力もあって、みんなを勇気づける良いところがいーっぱいあるんだよー」

「だからね、時々木やお花をながめてゆーっくりしてねー」

「またねー」