【前回記事を読む】スパゲッティ、ジェラート、ピッツァ…妹を置き去りにして、祭りを満喫した。しかし妹の体調は……イザベラは歩き出したが、足取りは力なく、目は虚ろであった。後には一人の若い侍女が付き従うだけであった。「姫様、どうなさったのですか?」侍女の声にイザベラは、はっと我に返った。「船着き場は、向こうでございます」気がつくとイザベラは、船着き場とは逆の方角に来ていた。「いいえ、何でもないの。ま…
ルネサンスの記事一覧
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第11回】稲邊 富実代
優勝候補ほど命を落とす恐ろしい試合――婚約者の出場を知った彼女は母の前で泣き崩れ……
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第10回】稲邊 富実代
スパゲッティ、ジェラート、ピッツァ…妹を置き去りにして、祭りを満喫した。しかし妹の体調は……
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第9回】稲邊 富実代
「婚約者には会わせない」。うなだれ、部屋に籠った彼女は人知れず涙を流し…翌朝、夜も明けないうちに——
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第8回】稲邊 富実代
「本当に死んでしまうわ」何日も図書館に来ない彼を待ち続けた結果、熱を出してしまい……
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第7回】稲邊 富実代
『本当に彼だったの?』――野外劇場で出会った“お忍びの男”が私にだけ冷たかった本当の理由は……
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第6回】稲邊 富実代
祭のざわめきの中、寄り道を楽しむ叔母に合わせながら野外劇場を目指すイザベラ
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第5回】稲邊 富実代
「それでは国を守れませんよ」「泣き言を言った者から滅びていくのです」母の教え、フェラーラ戦争を生きた少女イザベラの決意
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第4回】稲邊 富実代
純白のレースの服に身を包んだイザベラは、目の覚める様な美しさであった
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第3回】稲邊 富実代
もう彼は帰っただろう、と思って振り返った。その途端、無言でこちらを見つめている彼と目が合い、慌てて本に目を落としたが…
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第2回】稲邊 富実代
えっ? 息が止まるほど驚いた。今日のあの不思議な御方が私の婚約者だったなんて…私に声もかけて下さらなかった。
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【新連載】稲邊 富実代
見知らぬ若者に釘づけになった。不思議な力に吸い寄せられるように歩み寄り、射るように見つめた。若者は、眉一つ動かさなかった。