【前回の記事を読む】戦国武将「浅井長政」に嫁いだ戦国一の美女といわれた信長公の妹「お市」レースのカーテン越しに、夜明け前の空が白みだした頃、結迦の耳はなにやら捉えた。横向きで丸まって寝ていたのだが、頭の斜め後ろあたりで、鼻で息を吸うような音が聞こえたのである。また布団の中で、自分でも数回真似して息を吸ってみるが、明らかに先ほどのものとは異なっていた。「私の呼吸じゃない。ってことは……信長さまなの…
タイムトリップの記事一覧
タグ「タイムトリップ」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『今は令和と申すのか』【第6回】おおいわ 美紅
私でも気づけるサインで教えてほしいと願った結迦。「……信長さまなの?」夜明け前に現れたのは
-
小説『今は令和と申すのか』【第5回】おおいわ 美紅
戦国武将「浅井長政」に嫁いだ戦国一の美女といわれた信長公の妹「お市」
-
小説『今は令和と申すのか』【第4回】おおいわ 美紅
出征のときに持っていったのであろう、日の丸にたくさんの名前が書かれた布…遺品整理中に見つけて、手が止まった。
-
小説『今は令和と申すのか』【第3回】おおいわ 美紅
お一人様アラフォー女子×織田信長―!? 信長が愛した姫と同じ魂を持つ結迦。「あなたのことを、なぜだが感じてみたいのです…」
-
小説『今は令和と申すのか』【第2回】おおいわ 美紅
信長は『本能寺の変』から生き延びていた!?「家臣を失い、ひとりきりに…口にできるものは何でも食べ、ぼろぼろの恰好で…」
-
小説『今は令和と申すのか』【新連載】おおいわ 美紅
近江八幡の近くで呼び出された織田信長。今も令和という時代で生き続けている!?