【前回記事を読む】越大王オホトには八人の妃がいて、しかもどの妃も自身の子供を王族・社会の一員として育てている「あの烽火は、越のシリまで届くんですよ。毎年のことですが、大陸からご先祖様が此処に住み着き、コメを作り育ててきた我々越人エビスの生業です。一年の始まりは、この野焼きから。おろそかにできないのです。そういえば大和の国は大陸の『呉』がご先祖様と聞いていますが」いつの間にか傍らに勾大兄王子が、誇…
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小説『九頭龍王 オホト』【第5回】森長 美紀
羽衣を脱ぎ長い髪を束ね剣を舞う姫君 その美しさに越の人々が息を呑んだ春の宴
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小説『九頭龍王 オホト』【第4回】森長 美紀
越大王オホトには八人の妃がいて、しかもどの妃も自身の子供を王族・社会の一員として育てている
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小説『九頭龍王 オホト』【第3回】森長 美紀
手白香姫の身が危うい――用心のため男装させたが姫の美しさは人を惹きつける。金村は意を決し越王オホトへの謁見を請うた…
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小説『九頭龍王 オホト』【第2回】森長 美紀
「隣の伽耶・任那を譲ってほしい」――やっと脳なし非道の王が崩御してくれた矢先に届いた密書。私が大国「越」へ出向くしかないのか
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小説『九頭龍王 オホト』【新連載】森長 美紀
戦乱に敗れ、命からがら倭へ渡来した人々が築いた北陸の大国・越王国。同じ時期、大和地方でも王国や豪族連合が形を成してきて…