『日本後紀』などの史書には「皇太子(安殿親王)枕席安んぜず、久しく平復せず。この日伊勢神宮に向ふ。宿禱(しゅくとう)によりてなり」とあって、安殿皇太子が早良の強迫観念で神経が衰弱、不眠症になって、参詣して祈願するために伊勢に行ったと書いてあります。また「皇太子久しく病む。これを卜(ぼく)するに崇道天皇(早良)祟(たた)りをなす。諸陵頭(しょりょうのかみ)・調使(ちょうし)・王等を淡路島に遣わして…
歴史・地理
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『私訳秘事作法「薬子の変」 』【最終回】花山 天女
全てを奪い去られ、最後は憤死に追いやられた早良の怨み。これが、長岡京を10年足らずで捨て、僅か数キロ先の地へ都を移した理由
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『縁 或る武家のものがたり』【第6回】伊藤 真康
「これより大坂へ出陣する!」鉄砲隊を率いる足軽頭たちが、白石城に続々と集結。揃ったところで、いよいよ総出陣の運びとなった
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『陳璧君 考』【第2回】築地 邦輔,築地 信二
ハレー彗星、地球に衝突? 1910年4月、噂に怯えながらも兄と見た一生に一度の忘れられない光景
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『巡礼の道・フランチジェナ街道』【第2回】廣田 司
まだ知られていない、イタリアの魅力。古くから人をつなぎ、架け橋と呼ばれた街道の歴史に迫る
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『秘められた真序小倉百人一首』【第10回】野田 功
見捨てられた屋敷の寂しさ、引き続いて外に出てみれば秋の夕暮れがいずこも同じく寂しいと歌われていて…
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『幻殺』【第14回】本間 蒼明
「これで室町幕府は崩壊した。元亀の年号をすぐさま改元する!新元号を『天正』と改元するよう、朝廷に奏請せよ……」と命じた信長
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『漫画 渦巻いて 三河牧野一族の波瀾<古白編>』【第4回】岩瀬 崇典
川の土手でうとうとと寝入ってしまっていたところ「助けてー!」と言う声がして飛び起きると女性と子供が川に流されていて…
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『たかちゃん幻想絵巻』【第3回】齋藤 務
「おいおい、いいのかい? この子に全部金魚を掬い取られるぞ!」だが、屋台主は全く動じずに、涼しい顔をして…
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『仮説社会の欧米、枠社会の日本』【新連載】墨崎 正人
宗教・多様性・グローバル化、各国で訪れる急激な社会の変化。意外性と妥当性を兼ね備えた視点から混迷する社会をとらえる!
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『岐路』【新連載】田中 建彦、田中 充恵
親徳川派は約六割、新政府側は約四割と真二つに割れている彦根藩。藩論を統一するための会議を開くことになり…
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『百名山心象風景』【新連載】平山 喜代志
「人はなぜ山に登るのか」記憶を頼りに山を登ると見えてくる、社会・宗教・国家。登れば感じる様々な思い―
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『嵌められた光秀』【新連載】根木 信孝
史上最も不思議な出来事の一つ「本能寺の変」―織田信長をその家臣の明智光秀が謀反を起こして討ったと伝えられているが…
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『ジパングを探して!』【第4回】大和田 廣樹
亡くなった母の遺品整理中に知ったこと、教会への寄付の履歴…「母はなぜ、キリスト教徒になったのでしょうか?」
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『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第5回】田中 善積
蘇我氏の“横暴”? その実態は、血生臭い事件の数々…天皇の暗殺、一族(十人)殺害事件。宿敵物部氏と宮家を滅ぼして…
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『アイスランド、元大使が綴る意外な素顔とその魅力』【第5回】北川 靖彦
17世紀、237人もの島民が連れ去られ奴隷として売買された。アイスランドの美しき島には現在に至るまでその暗い痕跡が残っている。
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『古寺を訪ねて』【第9回】菅原 信夫
西明寺、高山寺…京都仏像巡り。牛若丸こと源義経が修行した地としても知られる鞍馬寺。非公開の本尊は…
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『いにしえの散歩道』【第4回】大津 荒丸
【日本史】史実が書かれていない第2~9代天皇、「欠史八代」。天皇は実在したのか、創作なのか? 否、別の可能性が…
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『タケル』【第4回】中村 東樹
【日本神話】日の神・天照大御神の岩戸隠れ。「あなた様よりも素晴らしい神様が現れた」と踊り唄う神々を見た天照大御神は…
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『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第6回】松浦 明博
吉田は、『古事記』が、古伝説とともに当時亡んでいた、あるいは亡びつつあった古語を保存している点に注目した。
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『句碑と遊ぶ 改訂版』【第4回】松下 与志子
性病が原因で離婚、屈辱的な体験、差別を受けながら日本初の女医となった荻野吟子が証明した「努力」と「忍耐」の果てにある希望