ぼくはノラ猫。お母さんは、ぼくたち3匹を庭のプランターの中で産んで、その後すぐに育児放棄したんだ。その様子をずっと見ていたおばちゃんが、ぼくたちを保護してくれた。その時のぼくの体重は110グラム。お兄ちゃんは140グラム、お姉ちゃんは130グラムだった。みんなへその緒もついてたし、まだ目も開いてなかった。おばちゃんは、急いでぼくたちに子猫用のミルクを買ってきた。おじちゃんは、哺乳瓶で2時間おきに…
小説
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『愛ラブ猫 I Love Neko』【新連載】山本 十夢,谷口 富
ぼくを「神様からの授かり物だ」と言って大切に育ててくれた
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『正統解剖』【第2回】鶴岡 令士朗
これからほぼ100日、約3カ月におよぶ解剖学実習が始まる
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『ブルーストッキング・ガールズ』【第9回】杉山 正之
どうしようもなく貧乏なの…だから私は売られなくてはいけない
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『百年後の武蔵野』【第2回】栗田 哲也
娘の相手は雑文を書いて暮らしている…堅気の商売とは思えない
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『DJ』【第36回】DJ Ritchy
取引相手は100%不良…感情まかせのクレームはできない
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『花を、慕う』【第63回】堀田 冀陸
耐えしのぶことのできない者に、未来はない。
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『異世界縄文タイムトラベル』【第38回】水之 夢端
俺は優秀なのに、なぜこんな連中に合わせなければならないのだ
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『26歳の1回生』【第2回】森本 等
実家に届いた「合格証書」が病床の父親の生きる活力に
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『DJ』【第35回】DJ Ritchy
火曜日の夜にサックンが来るからさ、そっちのオーダー取ってよ
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『令和晩年』【第19回】西野 篤史
なかなか捕まらない銀行強盗…右目上に大きな傷があるらしい
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『日出る国の天子』【第19回】三吉 不二夫
怨霊説…聖徳太子の怨霊を封じ込めるために真ん中に柱を立てた
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『孤独な子ドクター』【第16回】月村 易人
「外科志望ではない」と言えなかった。本当のことがバレたら…
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『私たちはみんなテスラの子供 前編』【第2回】ゴラン・スクローボニャ
偉大な科学者のプランクは神を信じていた?それとも無神論者?
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『地平線に─日中戦争の現実─』【第10回】前田 隆平
入営する2人のために親戚、町内の知り合い約200人が集結
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『アパルトヘイトの残滓』【最終回】竹中 寛
条件を満たす人物を登用する…そこには白も黒も黄色もない
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『山田錦の身代金』【第18回】山本 モロミ
三年後に有機認証を取得予定だった、毒をまかれた田んぼ
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『空虚成分』【第2回】媛 ひめる
マスクしてる人は音がくぐもるから、そういう人には近付かない
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『DJ』【第34回】DJ Ritchy
「クスリを使ってしまおう」という誘惑に負けるところだった
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『緋色を背景にする女の肖像』【第30回】阿佐見 昭彦
立ちはだかる底無しの疑念…彼女とどこで会っているのか?
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『ブルーストッキング・ガールズ』【第8回】杉山 正之
お女郎さんだってストライキやってるの!立ち上がる時なのよ!