一九八八(昭和六三)年一月下旬、最もしのぎよい沖縄を出発し、冷え込む成田空港へといったん向かいます。一二時五分定刻、成田発で目的地インドへ向かうことになりました。途中、炎熱のバンコク、そして、肌寒いカルカッタ経由で夜半ボンベイ空港に到着し、約一ヵ月間に及ぶ、インド各地でのポリオに関する実態調査のための旅の幕が切って下ろされました。単なる物見遊山(ものみゆさん)ではなく、楽しい観光目的でもない今回…
エッセイ
ジャンル「エッセイ」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第14回】
汗と埃にまみれての十数時間の車の旅
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第13回】
お釈迦様が悟りを開かれたインド
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第12回】
大皿に大盛りの料理
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第11回】
病院ができても医師がいない
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第10回】
一日の外来患者数の最高記録、七五二人の金字塔
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第9回】
「先生、何で私を呼んだのですか?」
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第8回】
我が身がまるで将棋の駒のように扱われている
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第7回】
人間の頭蓋と脳との解剖学的相関関係が最も一定しているのは猫である
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第6回】
「実は、この娘の父親は行方不明で、私生児なのです」
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第5回】
「もう麻酔をかけられる状況じゃありません」
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第4回】
「久留米医大!!」
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第3回】
仕方なく海中の浅瀬に飛び降り、診療用具、手術機材、薬品類を担ぎ上げて上陸
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【第2回】
せっかく入学した日本大学獣医学部を中退
-
『ひたすら病める人びとのために(上)』【新連載】
沖縄セントラル病院理事長の歩みの記録。「現場に身を置く」大仲医師の心。