四十代半ばまで、自営の夫の手伝い程度のことはしたことがあるが、ほとんど専業主婦で過ごしていた。平成五年、長男が高校を卒業した春、近隣の大学の受験に不合格となった彼が、「予備校に通って、来年は筑波大学か北海道大学の理系を受験したいと思っている。構わないか?」と言い出した。その時点で長女は同志社の四年制大学に自宅から通っていたので、息子も自宅通学のできる大学をと考えていた。しかし、(子供が前向きに…
小説
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『弑逆者からのラブレター』【第2回】三木 幸亮
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『門をくぐる』【第4回】神乃木 俊
元・医者が直面した、医療現場の悲惨な現状とは…?
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『海が見える』【第15回】西野 民彦
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『思い出は光る星のように…』【第13回】伊久 美子
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