すると亜希子はおもむろに、何かのパンフレットを取り出した。「来月からアメリカに二年間、研修に行くからね」郁子は話題が変わって少しホッとしていた。ところがそれも束の間、先ほどよりも深くなった亜希子の心の闇に共鳴する何かに心を揺さぶられて、郁子はまるで船酔いの時のような気持ち悪さを感じていた。亜希子はもしかしたら行きたいばかりの気持ちでアメリカ行きを承諾したのではないのかもしれない、と郁子は咄嗟に思…
エッセイ
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『振り子の指す方へ』【第12回】山口 ゆり子
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『ALSなんか怖くない』【第10回】堀内 昌子
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『徒然な男のブルース オケラの戯言365話』【第17回】石田 五十六
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『ナマステ紀行』【第2回】桝田 祐子
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『フケメンの戯言』【第6回】現王園 秀志
瞬間移動の様に楽器店に走りギターを買った!獄暑の四畳半アパートで猛練習の日々
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『屋久島、そして雲ノ平へ』【新連載】小梨 里子
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『59才 失くした物と得た物』【第2回】有村 月
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『時をつむいで』【第4回】中村 良江
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『世界自然遺産の島 おがさわら慕情』【第4回】手塚 博治
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