笹岡 一彦

1956年福井県坂井郡金津町生まれ(現あわら市)。明治大学商学部商学科卒業。福井県立三国高
校時代に文芸部に所属し、福井県高校創作コンクールでは「共鳴り」「夜の妹」で2年連続「詩
の部 第一席」を受賞。
大学時代に映画作家を志し、プロ劇団員となるも父が倒れて家業を継ぐ。その後福井放送ラジオ
パーソナリティーを経て、株式会社笹岡工業所の社長に就任。福井新聞コラム「北風南風」を執
筆。2003年から福井県議会議員を5期務め、第95代福井県議会議長に就任。
小説の他に、シナリオ・短歌なども創作。「あわら温泉物語」は小説としての処女作。シナリオセ
ンター所属。

掲載記事

書籍

  • あわら温泉物語
    笹岡 一彦
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    青く晴れた日、大きな赤がすべてを飲み込み、その旅館には2つのシンボルだけが残った。

    日本一の泉源数を誇るが故に、それぞれの旅館が独立していて助け合うことの少なかった温泉街。
    「このままではいけない」それに気づいた人々が、老舗旅館の焼失を機についに動きだした。一人は社長、一人は議員、一人は女将として……。
    地元の未来を思う気持ちが重なって作る、新しい”あわら”の形とは。