田中 順也

臨床現場で慢性疾患看護専門看護師として働いている。
2008 年、大阪府立大学大学院看護学研究科博士前期課程を修了し、市立堺病院(現:堺市立総合医療センター)に入職した。2010 年に日本看護協会が認定している上記資格を取得し、10 年間、病院内を組織横断的に活動し糖尿病や腎臓病の看護外来を立ち上げた。現在は、人工透析室に所属している。休日は、散歩、そして妻と協力して1 週間分の料理を作ることを日課としている。

掲載記事

書籍

  • 医療者のことばの持つ力
    田中 順也
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    家族や友人に言えない悩みでも、医療者にだけ相談できることがある。
    その声を聞き、夢や希望を与えるためにどんなことばをかけられるか――。
    患者の不安に寄り添い、臆せず、気負わずに伝えることの大切さを説いたエッセイ。
    「田中君なんかそこら辺にいる15歳のガキと同じなんやで」
    透析治療が始まり生きる気力も目標も失っていた時にかけられた、ある看護師のことば。
    それは、幼少期から行動を制限され、自分は人とは違うと感じていた著者の心に強く響き、自身が看護師を目指すきっかけとなった。 医療者、そして慢性腎臓病を抱える患者の両方の立場から、「ことば」が与える力の偉大さを描いた回想録。