「亜美、あなたと行きたいところがあるのよ、一緒に行こう!」アリサにそう言われたのは初夏だった。ワシントン州は冬の寒さは厳しいが、その日の気候は最高だった。どのあたりだったか場所ははっきりとは覚えていない。高い木々に囲まれた道を長い間車で駆け抜けて、辿り着いたのは古代の遺跡を思わせる小高い丘だった。周りは芝と緑に囲まれていて、見渡せる景色が美しかったことだけは記憶に残っている。以前に参加したことが…
[連載]哀瞳のレムリア
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小説『哀瞳のレムリア』【第7回】岩下 光由記
ネイティブアメリカンの末裔の儀式に参加。年老いた女性から「誇り高い勇者の民の末裔ね」と言われ…
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小説『哀瞳のレムリア』【第6回】岩下 光由記
「わたしが知らないことばかりだわ……日本人として恥ずかしい」フィリピンの希望、日本~侍の活躍が、歴史を変えた~
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小説『哀瞳のレムリア』【第5回】岩下 光由記
「10歳以上は皆殺しにせよ」残虐の限りを尽くされた戦争。それでも独立を諦めなかったリカルテ将軍は、地獄の島に流刑されたが…
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小説『哀瞳のレムリア』【第4回】岩下 光由記
亜美という名前に込められた思いが国を、世代を超えて重なる 友人の家族は日本と深い関係が…
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小説『哀瞳のレムリア』【第3回】岩下 光由記
日本が好きなフィリピン人の友人。「日本は昔酷いことをしたのに…どうして?」と尋ねると…
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小説『哀瞳のレムリア』【第2回】岩下 光由記
潜った海や海辺の情景が折り重なるような不思議な夢をたびたび見るようになり…
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小説『哀瞳のレムリア』【新連載】岩下 光由記
神話のような名前を持つ後輩。その死は何故か私の心をざわめかせた