【前回の記事を読む】「自分という存在」にしがみつけばしがみつくほど、あらゆる執着が生まれ「自分という存在のためならばどんなことでもする」となり…つまり再度「五蘊に執着すること」(五取蘊)の繰り返しを意味しています。それは、「再び迷いの生存に生まれること」であり、「自分というものが存在する」と思っていること「無明」(迷い)の繰り返しを意味していると思われます。『いかなる常住なる生存も存在しない。ま…
[連載]ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第11回】東海林 さとる
【仏教】愛とは、自分の生存への執着欲? 生存に執着するからこそ、際限のない欲望が生まれ、そのこだわりが所有欲へ…
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第10回】東海林 さとる
「自分という存在」にしがみつけばしがみつくほど、あらゆる執着が生まれ「自分という存在のためならばどんなことでもする」となり…
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第9回】東海林 さとる
誰かに「君はどう生きるのか」と問われているようだ。――人は、老いや死という概念を覚えると、「死にたくない、生きたい」と…
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第8回】東海林 さとる
十二支縁起における「生まれること」とは「自我に目覚めること」を意味している
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第7回】東海林 さとる
いつか訪れる「死」を、心のどこかで意識しながら日々生きる。自分自身を生きることと「自分の死」の関係とは…
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第6回】東海林 さとる
自我は存在しない....欲望、愛、死への恐怖、すべては錯覚が生み出す現象!?
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第5回】東海林 さとる
無明とは、一般に無知のこととされますが、何についての無知かというと…
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第4回】東海林 さとる
輪廻を超える心理学。新たな視点で解き明かす十二支縁起
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第3回】東海林 さとる
「縁起」とは、無意識的な「心の働き」を意味した言葉である!
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【第2回】東海林 さとる
定説では苦の輪廻が説明できない!?仏教初期から解釈が間違っていた!
-
評論『ゴータマ・ブッダの自己心理学 十二支縁起の謎を解く』【新連載】東海林 さとる
初期仏教は実践的な自己心理学であった。新解釈で十二支縁起を紐解く