綾乃は冷蔵庫からコーラの大びんとグラス二個、ポテトチップの袋を抱えると自分の部屋に行った。純太は黙って後に続いた。綾乃の部屋に来たのは中学二年以来だ。その時は聡もいた。そんな思い出を追い払うように、部屋を見渡した。壁に掛かっていたポスターは純太の知らない韓流スターに変わっていた。二人はベッドと机の間の隙間に向かい合って座った。綾乃は保育園時代からお気に入りだったクマの縫いぐるみを胸に抱いて、窮屈…
[連載]見上げれば空はブルー
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小説『見上げれば空はブルー』【最終回】EIKO
中学二年の時以来に来た部屋。二人はベッドと机の間の隙間に向かい合って座った
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小説『見上げれば空はブルー』【第15回】EIKO
ただの幼馴染みだと思っていたけど…。彼女の私服が俺を少しドキドキさせた
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小説『見上げれば空はブルー』【第14回】EIKO
チョークが直撃した傷を大きな絆創膏で覆い…。母は驚いたが追及しなかった
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小説『見上げれば空はブルー』【第13回】EIKO
コンビニのゴミ箱に投げ捨てた「災難の種」。学校のことを親に話す気はなかった。
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小説『見上げれば空はブルー』【第12回】EIKO
「自分には関係ない事なのだ、だったらその流れに従った方が」と流されて
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小説『見上げれば空はブルー』【第11回】EIKO
「今時いじめられて死ぬなんて馬鹿ですよ」生徒の言葉への保健の教師らしい返答
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小説『見上げれば空はブルー』【第10回】EIKO
特に問題がある学校ってわけでもないし…多感な高校生の自問自答
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小説『見上げれば空はブルー』【第8回】EIKO
【小説】腹痛で授業に遅れた少年、先生からチョークを投げられ…
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小説『見上げれば空はブルー』【第7回】EIKO
【小説】ひっくり返った弁当を前に、少年が取った衝撃の行動
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小説『見上げれば空はブルー』【第6回】EIKO
【小説】43歳、独身、中肉中背の教師の“意味不明なつぶやき”
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小説『見上げれば空はブルー』【第5回】EIKO
輝かしい高校生活になるはずが…少年を襲った「想定外の事態」
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小説『見上げれば空はブルー』【第4回】EIKO
【小説】不良生徒のモノマネをしていると…「おい、お前」
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小説『見上げれば空はブルー』【第3回】EIKO
【小説】何気ない思い付きでメダカとフナを一緒の水槽に入れると…
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小説『見上げれば空はブルー』【第2回】EIKO
同級生に評判だったお笑い…次第に笑いが取れなくなった出来事
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小説『見上げれば空はブルー』【新連載】EIKO
【小説】「お前、女子に人気あるからさ」人気者の同級生にお笑いの練習に誘われ…