紫式部の源氏物語はある意味で土佐日記とは対照的です。紫式部は男性主人公の物語を仮名、つまり女性の文体で描きました。女性作者が「女性の文体」で男性の論理を語ったわけです。小説家であり古典文学の現代語訳と二次創作でも有名な橋本治は、そんなわけで男性一人称語りに翻訳して「窯変源氏物語」を書き直したのだそうです。「女が漢字を多用して文章を書けば、「女らしくない、教養をひけらかしている。」という非難がや…
[連載]intelligence3.0
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ビジネス『intelligence3.0』【第19回】高木 啓司
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ビジネス『intelligence3.0』【第17回】高木 啓司
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ビジネス『intelligence3.0』【第15回】高木 啓司
「自然への美意識」を一変させた…国木田独歩『武蔵野』の凄み
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ビジネス『intelligence3.0』【第14回】高木 啓司
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ビジネス『intelligence3.0』【第13回】高木 啓司
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ビジネス『intelligence3.0』【第11回】高木 啓司
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ビジネス『intelligence3.0』【第10回】高木 啓司
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ビジネス『intelligence3.0』【第9回】高木 啓司
「補佐的な仕事をする人」のモチベーションは何なのか?
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ビジネス『intelligence3.0』【第8回】高木 啓司
相手を攻撃する道具として使われる「環境」という言葉の罪深さ
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ビジネス『intelligence3.0』【第7回】高木 啓司
「受容すべきリスク」とは?世の中は自己責任論だらけだが…
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ビジネス『intelligence3.0』【第6回】高木 啓司
ポスト・コロナ…「ウィルス監視社会」を回避するためには
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ビジネス『intelligence3.0』【第5回】高木 啓司
ビジネスで「パフォーマンス力」が大きく落ちる「3つの場面」
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ビジネス『intelligence3.0』【第4回】高木 啓司
「ダメな1点」と「決め手の1点」…プロポーザルの勝敗とは?
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ビジネス『intelligence3.0』【第3回】高木 啓司
ビジネスシーンの「プロポーズ」顧客に最も伝えるべきことは?
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