【前回の記事を読む】学校を休んでも心は休まらなかった。焦りから大声で喚きたくなることもあった…。しかし、爺ちゃんの話を聞いたことで…正夫は、東北地方の南北を脊梁(せきりょう)のように走る奥羽 (おうう)山脈(さんみゃく)の麓(ふもと)にある寒村(かんそん)、東田村(ひがしたむら)に一人っ子として生まれた。両親は隣町 (となりまち)にある吉山銅鉱山(よしやまどうこうざん)に勤めていた。父の佐々木洋…
[連載]チャンピオンへの道
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小説『チャンピオンへの道』【最終回】佐藤 清助
父は落盤事故や塵肺症と隣り合わせの雑役抗夫。当時、田畑の持たない家は軽く見られていたが…
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小説『チャンピオンへの道』【第11回】佐藤 清助
学校を休んでも心は休まらなかった。焦りから大声で喚きたくなることもあった…。しかし、爺ちゃんの話を聞いたことで…
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小説『チャンピオンへの道』【第10回】佐藤 清助
学校に行こうとすると、急に咳が出て体がだるくなる…。心配する両親が病院に連れて行くと…
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小説『チャンピオンへの道』【第9回】佐藤 清助
生徒が面白いと思う授業か、受験に役立つ授業か…。保護者からの苦情に校長が下した決断は…
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小説『チャンピオンへの道』【第8回】佐藤 清助
学習指導要領を無視している――生物の授業中、山野草の話をし続ける教師にとうとう怒りの抗議が…
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小説『チャンピオンへの道』【第7回】佐藤 清助
「どの先生が、うちの子をこんなに変えてしまったのだろうか」——あまりの変わりように驚くとともに、親もつい笑ってしまい…
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小説『チャンピオンへの道』【第6回】佐藤 清助
テスト範囲を明確に教えても赤点をとる生徒がいた。先生は手慣れたもので、基準点に達するまで同じ問題の追試験を繰り返し…
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小説『チャンピオンへの道』【第5回】佐藤 清助
「数学の勉強をしてみたらどうだ」——数学の先生は私の性格にピッタリだと言った。理由は、数学は嘘をつかず普遍性があり…
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小説『チャンピオンへの道』【第4回】佐藤 清助
毎日のように植物図鑑とにらめっこしている息子を「頭が狂っているのではないか」と将来を心配する両親。でも婆ちゃんは違った
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小説『チャンピオンへの道』【第3回】佐藤 清助
歌でも歌っていれば戦争などは起こるはずもないのに…。偉い人たちは、何でバカな戦争を起こしちまったんだ
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小説『チャンピオンへの道』【第2回】佐藤 清助
「イテテテ! 痛いじゃないか!」あまりにも痛かった。手にはトゲが突き刺さり、血がプチンと出てきた。よく見ると…
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小説『チャンピオンへの道』【新連載】佐藤 清助
クラスになじめず不登校ぎみの少年。喘息、いじめ、父の死…。逆境の中で芽生えたのは、「医者になりたい」という夢だった