【前回記事を読む】郡上市約4500の小字のうちカイト地名は約200ヶ所に及ぶカイトが奈良県起源であれば「垣内」が一番正しい表記と考えられますが、「垣内・かきうち→かきち→かいち→かいと」と音転、音便変化・転訛したのではないかと推測されます。「垣」を「かい」と読む例として「垣間見る・かいまみる」があり、「垣・かき」の「き」がイ音便化したとも考えられます。しかし、全国のカイト地名表記を見ると、カイト…
[連載]カイト地名と縄文遺跡 謎の関係
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歴史・地理『カイト地名と縄文遺跡 謎の関係』【第6回】井藤 一樹
1189年以前には存在した!? 古代京跡の分布から探る、カイトという謎の地名の成り立ちとその背景とは
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歴史・地理『カイト地名と縄文遺跡 謎の関係』【第5回】井藤 一樹
郡上市約4500の小字のうちカイト地名は約200ヶ所に及ぶ
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歴史・地理『カイト地名と縄文遺跡 謎の関係』【第4回】井藤 一樹
全国にひっそりと残る謎の古地名「カイト」とは? 市町村名にもならなかった理由と小字に隠された日本の歴史的背景
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歴史・地理『カイト地名と縄文遺跡 謎の関係』【第3回】井藤 一樹
【カイトの謎への四つの仮説】柳田国男も解明できなかった謎多き地名。飽くなき探求心が私たちを地名研究の魅力へと引き込む――
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歴史・地理『カイト地名と縄文遺跡 謎の関係』【第2回】井藤 一樹
家の一帯が縄文遺跡であることを子供たちに話した。田んぼの中を一緒に探して歩くと、数点の石器が見つかり…
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歴史・地理『カイト地名と縄文遺跡 謎の関係』【新連載】井藤 一樹
【民俗学・カイト地名】垣内、貝戸、会津……漢字は違うが、日本全国に見られる地名。そこにどんな意味があるのか?