【前回記事を読む】合コンに誘われた。来年には30歳だからチャンスは逃したくない。けど結婚に焦っていると思われそうだし…「あのさ、生徒会長だった稲葉君って、今でもですます調の話し方は健在ね」杏子の言葉を聞いて、タマちゃんが言う。「稲葉君って、あんな調子でプロポーズしたのかしらね?」イケちゃんは頭の中で想像してみるがイメージがわかない。「ねえ、牧田さんってどんな人だったっけ?」「ナギちゃんは覚えてい…
[連載]ふたりの渚
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小説『ふたりの渚』【第5回】伊坂 勝幸
「僕が誰だかわかりますか?今日はあなたに会いたくて参加しました!」高校時代に告白してきた人との再会に体育館がざわついた。
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小説『ふたりの渚』【第4回】伊坂 勝幸
合コンに誘われた。来年には30歳だからチャンスは逃したくない。けど結婚に焦っていると思われそうだし…
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小説『ふたりの渚』【第3回】伊坂 勝幸
突然の同窓会の誘い……彼氏を見つけるラストチャンスと揺れる心
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小説『ふたりの渚』【第2回】伊坂 勝幸
彼氏と別れた…? 自分が旅に巻き込んだせいかも。迷惑をかけてはダメだ、考え抜いた末に、「中止にしましょう」とメールすると…
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小説『ふたりの渚』【新連載】伊坂 勝幸
ブログがきっかけで出会った二人。お互い海なし県に住むふたり、海に対する憧れが、二人を旅へ誘い出す!