話の時代は少し戻り昭和60年の頃。数年前から入退院を繰り返していた父。母親が自営業を切り盛りしつつ、私は鍵っ子になり平日は塾通いと習い事中心の生活に変わり始めていました。周りの友達も中学進学に向けて塾通いを始めているようで、放課後の少しの時間は校庭で走り回り遊ぶ時間はあるものの、外遊びをする時間が少し減り始めていった時期でした。父親は入院を拒み自宅療養、寝たきり状態になりました。私は塾へ通うよう…
[連載]明日も生きるあなたへ
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エッセイ『明日も生きるあなたへ』【第6回】naomi
死亡時刻を聞くと到着3分前。あのトンネルを走り切り、病院まで全速力で走っていれば最後に会えたのに!!
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エッセイ『明日も生きるあなたへ』【第5回】naomi
あの頃、便利な家電製品を取り入れてこそ、豊かで幸せな家庭だと親子で信じていた。見栄を張ることに幸せを求めて…。その結果…
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エッセイ『明日も生きるあなたへ』【第4回】naomi
まだレコードが主流の時代。店内にはレコードを包む表紙の紙の臭いと店長が吸うタバコの臭いが融合された特有の香りがあった。
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エッセイ『明日も生きるあなたへ』【第3回】naomi
携帯電話の無かった時代。今のようにいつでも誰とでも連絡が取れないことが当たり前で、その分他者からの束縛も少なかった。
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エッセイ『明日も生きるあなたへ』【第2回】naomi
幸せになるのはいつだって遅くない 未来を作り、なりたい自分になるのは私自身にしかできない
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エッセイ『明日も生きるあなたへ』【新連載】naomi
物事を見る視点を変えれば物事の見え方が変わり、どんなに辛い状況であっても良い側面を見ることで今より良い方向へとシフトする