二二月十三日(金)の午後二時。優子は待合室にいる間、ずっと緊張していた。病気らしい病気をした事がなく、病院へは滅多にかかった事がなかった。しかも心療内科だなんて、自分はどうなってしまったのだろうかと、不安でいっぱいだった。ここは、父がかかっていた病院で、医者は京大系で、大阪屈指の大病院だった。診察室のドアには「柚木 薫」と、担当医の名札が貼ってあった。女医さんだろうか?幾つぐらいの先生だろう?と…
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