私は看護師。正確にはだった。でもなれるなんて思ってもいなかった。もうそこでまず人生なにが起きるかわからない、私でもなれた。私にでもできるのかと驚いた。ただばあちゃんが大好きで、介護現場に興味関心を抱いていただけだった。高校3年の夏休み、老人施設に自ら問い合わせてボランティア活動をし、クオリティ・オブ・ライフを福祉課題として選び、福祉・介護の現場を見ながら惹かれる職種だと確信した。実務経験を重ねて…
新着記事一覧
-
エッセイ『プレナイト[人気連載ピックアップ]』【新連載】天乃 神龕
夫が半身不随に…三男が生まれて1年後のことだった。看護師として母として、積み上げた人生が一気に崩れ落ち…
-
小説『親友を推してるヤバいやつの彼女』【第3回】ほいっぷ
「俺に彼女がいればダブルデートという名目で一緒に行動ができるし、一彦の反応を間近で見ることができる」
-
エッセイ『朝陽を待ちわびて[人気連載ピックアップ]』【第6回】桜木 光一
変わり果てた妻の身体――申し訳ないことをしたと泣いた…術後初めて見た妻の脇腹から背中まで続く縫合の痕
-
小説『アイドルが私の短歌を推していた⁉』【第3回】すずき
歌に踊りに一生懸命で、美しい。磨き上げられた宝石のようなルックスで、髪の毛は綺麗なミルクティー色をしていた
-
小説『店長はどこだ[注目連載ピックアップ]』【第18回】八十島 コト
亡き妻の不倫相手を殺害したエリート夫。難航する捜査、尻つぼみとなっていく事件の報道にほくそ笑む
-
小説『あなたの子供が生みたかった』【第12回】水木 三甫
両親はどこかおかしかった。幼少期の写真は1枚もない。母は僕に殴られながら、「ごめんなさい、ごめんなさい」と…
-
小説『花房藩釣り役 天下太平』【第3回】石原 しゅん
網元の助言に揺れる太平の心、鯛を追うかスズキを狙うか船上で交わる思惑
-
エッセイ『持続する社会』【第3回】鈴香 里紗
定年退職すると全ての肩書を失い、誰も見向きもしない「ただの人」になってしまった。会社の中ではあんなに偉かったのに…
-
小説『山並みの彼方へ』【第3回】荻野 敏文
仲良しの同級生が水遊びで心臓麻痺を起こして死んだ――突然の訃報に子供達は声を上げて泣いた
-
小説『鼠たちのカクメイ』【第38回】横山 由貴男
「大塩平八郎には、三百人いたぜ」反逆者の言葉と銃声が旧き武士の秩序を揺るがした
-
健康・暮らし・子育て『子どもが不登校になったら[注目連載ピックアップ]』【第2回】ほしな 和生
「また教室へ行ける日が来る」と願いながら、私は不登校になった我が子を信じて支えてきた
-
絵本・漫画『ぎんちゃんの畑と生きものたち』【第3回】黒沢 賢成
カエル、カマキリ、トカゲは小さい虫には強いけれどこわがりです。カラスにいきなり食べられちゃうからです【絵本】
-
小説『三代の光陰』【第3回】大村 泰
「大谷はドジャーズに移って途方もない記録を打ち立てた。そして村上は日本を代表する若き主砲に育ったな」
-
エッセイ『ゴールドライフオンライン人気記事ピックアップ』【第13回】輪月 舟
流産を繰り返し、42歳、不妊治療の末ようやく授かった第二子。発達の異常はない。だが、直感で「この子は何か違う」と…
-
エッセイ『おもいで語り ――片想いだらけの青春・古代逍遥』【第3回】香川 正
映画に夢中だった高校時代。印象深く残っているのは「恍惚の人」――このテーマを取り上げた作家の先見性に脱帽
-
エッセイ『不完全な親子[注目連載ピックアップ]』【第7回】松谷 美善
「また来るからね」と言う私の声に反応し、目を開け、チューブに繋がれた手を上げた母。それが最後の挨拶だった。
-
エッセイ『心に咲いた向日葵』【最終回】丸山 珠輝
「おいら弟ができて嬉しい」――捨てられていた赤ん坊を皆で育てることに。しかし、そんな幸せな時間は長くは続かなかった…
-
エッセイ『テクテク琵琶湖渚を一周してみたら』【第3回】原田 道雄
昭和31年春、母校が甲子園に出場――私は応援団の太鼓を任され全力で叩き続けた
-
エッセイ『朝陽を待ちわびて[人気連載ピックアップ]』【第5回】桜木 光一
「死んではならぬ」10分おきに心拍数の異常を示すモニターの警報が鳴り続けた…
-
ビジネス『経営理論のコツがわかる 「経営を勉強しよう」と思ったら読む本』【第3回】霜田 眞
事業変革を成功させるためには? 従来型総務の役割改善ポイントと、新しい攻撃的な役割とは