【前回の記事を読む】世の中を平和に導くのは〇〇!攻撃と報復のサイクルを終結させる方法とは?凶悪犯罪や戦争が減少するという科学的根拠も

本書の主旨

本書の構成

そのために、本書では平和実現のための新しい作戦を理論と実践の両面から解き明かしていく。大まかな内容は、悠久のヴェーダの叡智に含まれる重要な点を、科学的根拠や最新の科学理論と突き合わせていくというものだ。

第一章では、仮説を詳しく展開する。

第二章では、仮説を支持する研究結果を紹介する。第一級の科学者たちはこれまで何度も独創的な研究を考案し、著名な学術雑誌への掲載を勝ち取ってきた。

これらの論文は、極めて懐疑的で、時には敵対的とさえ言える査読者の審査を突破したものだ。それらの熱い経緯が、各研究の厳密さに迫真性を添えている。

第三章~第五章では、人の集団が一つの部屋に集まって座り、瞑想するだけで、なぜ周囲の社会を変化させられるのかという疑問に答える。新しいパラダイムだけが、この疑問に対して説得力のある答えを出せるだろう。

本書の中心となるこれらの章では、マハリシが科学の時代に復活させたヴェーダの理論という新しいパラダイムを詳しく掘り下げていく。

それらの理論は、悠久のヴェーダの伝統が持つ意識についての理解と量子物理学の最新の理論を統合したものだ。この統合によってもたらされたのは、精神と世界についての新しい理解、つまり人間の知性と自然の知性を統合するというものだ。

この平和のテクノロジーを理解するためには、人という存在の深遠な秘密を知る必要がある。それは、あらゆる時代の予言者、賢者が持っていた貴重な知識、つまり人の精神が自然の知性とつながり、その無限の力を利用するための知識だ。

一方で、本書はテロと戦争を止める方法に焦点を当てた実用書でもある。逆説的に聞こえるかもしれないが、目の前の荒々しい破壊活動を食い止めたいと切に願うなら、意識と生命の精妙な本質を理解する必要がある。