その2 病院で楽しく過ごすために─何でも楽しいと思えば楽しくなる─病名が判明した翌日の7月30日から、抗がん剤の投薬治療が始まりました。私はその前の日の夜から、スマホで「白血病」や「急性リンパ性白血病」についていろいろと調べました。ネットの情報によると「白血病は見つけにくい病気であり、初診から3日目で病名を確定できたのは早いほう」だそうで、早期発見と早期の治療開始ができたのは不幸中の幸いらしいと…
新着記事一覧
-
エッセイ『ボクは、笑顔でできている ~多くの人に支えられて、白血病と闘うことができました~』【第3回】向井 健一郎
初診から3日目で病名を確定できたのは不幸中の幸いだ
-
エッセイ『六根清浄 親と子の絆』【第29回】永久
「即刻入院です」空きがなく、手術回復室のベッドに横になった
-
評論『“発達障害かもしれない人”とともに働くこと』【第6回】野坂 きみ子
「自閉症」が発見されたのは第二次世界大戦のさなかだった
-
俳句・短歌『歌集 古事記物語・異聞』【第18回】松下 正樹
歌集「古事記物語・異聞」より三首
-
小説『花を、慕う』【第44回】堀田 冀陸
私は、ただの屋台曳きにもどった。いよいよ消されるのか…?
-
健康・暮らし・子育て『もしかして発達障害?「気になる子ども」との向き合い方』【新連載】嶋野 重行
健常者と障害者という差異を問わない「ユニバーサルデザイン」
-
小説『アパルトヘイトの残滓』【第7回】竹中 寛
『カラード』と呼ばれた東南アジア系二世三世の混血児たち
-
俳句・短歌『歌集 秋津島逍遥』【第27回】松下 正樹
歌集「秋津島逍遥」より三首
-
俳句・短歌『歌集 星あかり』【第18回】上條 草雨
歌集「星あかり」より三首
-
小説『コール・サック ―石炭の袋―』【第5回】郷真 りな
ここにいる中国人はいい人ばかり。口も堅いから大丈夫。
-
エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第9回】仲宗根 稔
墜落した飛行機のガラスの破片…板にこすると甘い香りがした
-
小説『不倫の何がいけないの?』【第15回】安本丹
大人になってからも、「親無し」というレッテルには悩まされた
-
小説『緋色を背景にする女の肖像』【第11回】阿佐見 昭彦
有名な画家ではなかったとしても、この絵はなかなか個性的だ
-
小説『緋色を背景にする女の肖像』【第10回】阿佐見 昭彦
「この絵を日本に持ち帰りたい」絵の女の美しすぎる横顔
-
俳句・短歌『歌集 旅のしらべ 四季を詠う』【第18回】松下 正樹
歌集「旅のしらべ・四季を詠う」より三首
-
小説『異世界縄文タイムトラベル』【第20回】水之 夢端
「建設大臣」の名をほしいままにしている頼りになる男
-
ビジネス『死体検案と届出義務 ~医師法第21条問題のすべて~』【第3回】小田原 良治
マニュアルの記述を盲目的に踏襲したなら、もっと問題だ
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第7回】朕茂 短竿
一人で悩むな息子じゃないか、親より先に歳とるな。
-
評論『発達障がいに困っている人びと』【第10回】鈴木 直光
何をすればいいのか、分刻みでの予定が必要
-
エッセイ『新・健康夜咄』【第7回】髙山 哲夫
医師が患者に「あまり関わりたくない」と思ってしまう理由