妻の下宿は2階建て民家の一室で、いつも帰り際に下まで見送りに来てくれました。その夜、下宿前の電信柱のそばに、いつものように駐車しておいたカローラに乗り込もうとドアに手をかけた時です。いつもは下宿の門のところで見送ってくれた妻が、その夜は車のそばまで来てくれていました。私は妻が就職で引っ越す前に、どうしても伝えたかった思いをずっと抱えていました。言い出すきっかけと勇気がいつもすれ違いでした。それが…
新着記事一覧
-
エッセイ『記憶の旅に栞紐を挿み』【第13回】村瀬 俊幸
「後悔はなかった?」「特に何とも」退職後も慕われるほどの先生だ。後悔がないはずがない。もし妻が教職を続けていたら…
-
小説『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[人気連載ピックアップ]』【第10回】
彼の家への突然のお泊り。必要な物を揃えるためにデパートへ。「下着は僕が選んでもいい?」彼は楽しそうに選んでいる。
-
俳句・短歌『神さまの隣』【第3回】桜井 莉麻
「神さまの隣」より五篇「僕のすべてだった 君を手放した日 秋の優しさに救われた人生の記念日」
-
小説『あわら温泉物語』【第4回】笹岡 一彦
「湯けむり創生塾」による「湯けむり再生プロジェクト」が始動!メインとなる『屋台村』の建設費が足りない!?
-
エッセイ『南半球の三日月』【第11回】久富 みちよ
インドの交通渋滞ぶりはまさにカオス。4車線の道路を5車線で走り、自動車、三輪車、自転車、バイク、牛まで歩いている!
-
エッセイ『ALSなんか怖くない』【第27回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】男性二人、女性二人で一チームが構成されている訪問介護の入浴補助。手際の良さはさすがプロ。
-
小説『ザ・総選挙[注目記事ピックアップ]』【第2回】利根川 尊徳
新党名は『日本民主保守党』に決定。100議席以上獲得を目指し、選挙戦に臨む。
-
エッセイ『隣る人』【第11回】仲 律子
子どもが泣いたり間違えたりすると、親は自分を責めるけど…私たちは、産んで初めて親になる、「初心者マークの親」なのだから…
-
エッセイ『徒然な男のブルース オケラの戯言365話』【最終回】石田 五十六
私は、総理大臣賞とか何とか賞は不要だと思う。ある書道展は〇〇派でないと入選できないとか、ある者は誰彼に金銭を積んだとか…
-
エッセイ『逆境のトリセツ[パラリンピック特集]』【最終回】谷口 正典,益村 泉月珠
夫を支える妻の思い。生まれたばかりの娘が体調を崩す緊急事態。それでも夫を頼らず、すべて一人で対応!
-
エッセイ『記憶の旅に栞紐を挿み』【第12回】村瀬 俊幸
義父母への親孝行は何一つできなかった。二人の最期、「娘を頼む」という声は受け止めたはずだ。だけど、その約束は未だに…
-
小説『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[人気連載ピックアップ]』【第9回】
夫の不倫で離婚してから一年。恋人なんて考えられないと思っていたが、「愛している」と耳元で囁やかれて...
-
実用『人生は化学反応・化学変化』【第8回】丸山 晴男
恵那エネルギー環境研究所の太陽光発電施設誕生秘話。「10年乗った中古車を買い替えない」そうまでして設備を導入した思いは…
-
小説『インスタント・ストーリーズ』【最終回】紀伊 みたこ
入居したての家では、盛大に屁をこくこともはばかられる。
-
小説『上海の白い雲』【第8回】河原 城
想像以上に辛いドイツでの留学生活。裕福な同居人に下僕のように扱われる日々
-
エッセイ『気がついたらこんなことに』【第2回】上田 ノッペ
農業では無理だといわれる休日を設定!月二回の定休日は両親とは「お互いに干渉しない日」
-
小説『ザ・総選挙[注目記事ピックアップ]』【新連載】利根川 尊徳
私達ならではのお仕置きを企ててみたのですが......新党を立ち上げ、政権ジャックを目指す。
-
エッセイ『人生100年を楽しむために ワクワクリベンジ読書のすすめ』【第5回】玉木 和彦
会話に少し自信がついた。発想力も良くなった。少し賢くもなったかな。「ワクワク感」を見出すことができれば、シニアライフは…
-
エッセイ『逆境のトリセツ[パラリンピック特集]』【第16回】谷口 正典,益村 泉月珠
「温かいね。このチームで本当に良かったね」涙目で夫に話した。高次脳機能障害を打ち明けると、仲間から送られてくるメッセージ
-
評論『商業施設士が見た東日本大震災』【第5回】飯塚 康司
私が商業施設士になるまで 職人の父のそばで幼いころから木箱やうさぎ小屋、竹細工の編みかごなどを作っていた。