エッセイ 絵本・漫画 写真集 エッセイ 猫 絵本 2023.01.20 【絵本】なかよしのニャオは いろいろおてつだいをしてくれる ニャオくんのおてつだい 【第1回】 三国 コマ ニャオがしてくれて いちばんうれしかったこと。それはね…。 この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 ヨウくんは6さいのおとこのこ。ねこのニャオくんといつもいっしょです。なかよしのふたりのようすを、すこしのぞいてみましょう。 ※本記事は、三国コマ氏の書籍『ニャオくんのしっぽ』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 ニャオくんのおてつだい
小説 『恋愛配達』 【第15回】 氷満 圭一郎 配達票にサインすると、彼女は思案するように僕の顔を見つめ「じゃあ寄ってく?」と… 「本業は酒屋で、宅配便はバイトです。ところでさ」ぼくはたまらず差し挟まずにはいられない。「さっきからなんなの、どっち、どっちって?」「だってあなた、ドッチ君だもん」「何、ドッチ君て?」すると瞳子さんは、ぼくの胸に付いている名札を指差した。これは配達者が何者であるのか知らせるために、運送会社から貸与されているものだ。ぼくの名前は以前病室で宴会を開いた時に教えていたはずだが、漢字までは教えていない。…
小説 『星空の下で』 【第16回】 つむぐ 亡き父は「市民全員の幸福」を切望していた。今の市政を見たらどう思うだろう…。 アパートの部屋に戻ると、さっとシャワーを浴びてベッドに向かった。三十代に入ってからは、疲れがなかなか抜けない。肩こりに眼精疲労。まとまった休みが取れないため、部屋にマッサージチェアまで導入したが、洗濯物置き場と化していた。私は横になると、泥のように眠った。今日は一日、休みをもらえたので、とことん眠るつもりだ。しかし、五時間ぐらいで、着信音に起こされた。携帯電話の画面を見ると、母の顔写真。「何、ど…