俳句・短歌 四季 2022.05.10 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第105回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 青空あおそらに白い薄雲柔らかく 白鷺しらさぎ渡る和なごむ夕暮れ 快晴に暑さ感じて清涼の 時折ときおり吹いて気持ち良い風 深緑を夕陽が赤く染めた後あと 乙女おとめ等らの影照らしてる月
ビジネス 『そうだったのか!? ロータリークラブ!!』 【第4回】 田中 久夫 田中角栄は子供たちにご飯をよそうとき、皆に同じ量をよそわなかった。年長には多く、年少は少なくした。その訳は 【前回の記事を読む】「嘘だと思うなら、試してみるかい? ここで全部言ってもいいんだよ」日本ロータリークラブのトップは大勢の前で、私のミスを指摘した二〇二五年の規定審議会(COL)において、「DEI」の表現は無くなり、「参加促進」(EPE Enhance Participant Engagement)に変化した。公益団体に対する寄付金への課税圧力などがその背景にあったのだろう。でも、表現は変わって…
小説 『海の梵鐘[人気連載ピックアップ]』 【新連載】 波方 遥 食卓で「ジャリッ」と砂が舌にあたる…幼い頃、家で出された“簡単な料理”。竹串でほじって食べたのは、塩茹での巻き貝だった。 町から海までは一里ほどある。地曳網の漁獲が多かった日は、浜部落の女たちがアジやいわし、アサリやながらみ、時にはホウボウなどの魚介類を荷車に載せ、町まで行商にやって来た。女たちは目星をつけた、買ってくれそうな家に出向いて声をかけた。「見てくれや。いろいろあっど(あるよ)」家から出てきた女も、木箱の中の品を見定め、晩のおかずを工面する。「あじょうだや(どんなようすだ)。これはちっちゃけい(小さい)ね…