戦争に行くには行くがそれはただ生きるが為の窮余の一策

人間の惨たらしさを競う月・八月よもう永久に消えゆけ

目を覆うばかりの蛮行繰り返すこれが人間? 本当に人間?
※本記事は、2021年9月刊行の書籍『茜色の空』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。
茜色の空【第3回】
人間の美しさとみにくさ、コロナ禍での生活、忘れられないあの女性……。
ささやかな日常を詠った誠意ある作品、幅広く物事を取り上げ、「今」を鮮烈に詠いあげた短歌集。
戦争に行くには行くがそれはただ生きるが為の窮余の一策
人間の惨たらしさを競う月・八月よもう永久に消えゆけ
目を覆うばかりの蛮行繰り返すこれが人間? 本当に人間?