第一章 詩
無題
何もする気になれないほど 心が沈んでいく
風の光が染まったsofa
隙間風が揺らぐ カーテンのwindow
いつもの居間は 前と変わらない
痩せ細った両腕を 脇に組んで
疲れ果てたその体を 安楽椅子に投げかけて
イメージworkする時間も必要だわ
一つ声を動かすごとに
目の前に見えない 背後から迫る殺気を感じた
不意に電話のベルが 目覚まし時計の音みたいに鳴り出す
どうでもいい話 繰り返しばかりして
終わった後 ほっとして足が滑り込んだ
今 この時間を大切にしたい
自分なりに 心のままに生きていこう
周りがどう言おうと それはそれで気にしないよ
黙っていることはつらいから 人の話に耳を傾けよう
人の内容に 入り込んでいこう
ふっと ため息がこぼれた
今ここにいる この立場を思い出した
今まで私がしてきた行動を 考えてみた
今までしてきて いけなかった事をよく理解してみた
激しく鳴り響く 赤いランプのsiren
しつこく喚く チンピラ共のbikeたち
私がこんなに 弱い自分じゃなかったら
自分の気持ちに 踏み出せるのに
自分でも涙が溢れてきて 消えたいほど悲しくなってきた
一人きりじゃ いられなくなってきた
この時の流れに 我慢できなくなってきた
この静けさが まだあったなら
今のうちに 悲しみを打ぶちまけてしまいたい
そしたら朝日の見える頃には 気持ちも変わっているかな
そうだったらいいな
明日は うまく付き合えるだろうか
これからもずっと関わっていく その仲間たちと
明日こそは うまく語り合えるだろうか
ずっと共に 協力し合っていきたい
いつまでも
(十三歳の時、夜中に書いた)