妖精リルル

戸加里葉奈子
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年10月20日
ISBN 9784344934948 判型 4-684ページ
価格1,430円+税
4歳で保育園に入るも、本ばかり読んで皆と同じ事が出来ず私は育児に悩んだ。保育園、小学校、中学校とも、まわりとなじめず、浮いた存在だったらしい。だが小5だけは違った。放課後同級生が帰るのを待って先生と毎日話をしていたという。
この「妖精リルル」はその頃書いた物。(中略)入退院を繰り返しながら、パソコンで多数の小説や詩を書いていた。娘は自分で自分の治療法を心得ていたように思う。(「娘・葉奈子のこと、私の絵のこと」より)
目次
  1. プロローグ 
  2. 第一章 詩
  3. ・無題 
  4. ・素直になりなよ 
  5. ・平和をねがう 
  6. ・君の未来 
  7. ・いつかきっと 
  8. ・風感じるまま 
  9. ・走れ!!
  10. ・GO人生 
  11. ・トロピカルジュース 
  12. ・夢をあきらめないで 
  13. 第二章 童話妖精リルルと芳芽の出会い
  14. エピローグ「娘・葉奈子のこと、私の絵のこと」戸加里桂子

著者詳細

戸加里 葉奈子
1986年10月6日生まれ。B型。アスペルガー症候群、ADHD(注意欠如多動障害)、軽度知的障害。
愛知県豊川市一宮町出身。山本学園高等専門学校調理科(知立市)中退。
2009、2010、2012年、母の個展に同時出展。2020年3月より、豊川市内のグループホームに入居。
日常生活を穏やかに過ごせるよう、自立を目的として支援を受けながら生活している。