【前回の記事を読む】【健康】身に覚えのある日頃の不調も丹田を鍛えて解決可能!?

ヨガ整体で丹田力を高める

〔丹田力を高めるヨガ行10段階〕

ここでは、沖ヨガ10段階について簡単に説明します。

第一段階心構え 

ヤマ(禁戒)『持ってはいけない心』

*傷つけない、いじめない、間違ったことを言わない、物事を自己化しないうちに知ったかぶりで話さない、などです。

ニヤマ(勧戒)『持たなければいけない心』

*心身を清らかにせよ(自分の身体に合った食事をする、自分にウソをつかず、自分らしく生きると健康になる)、足るを知れ、などです。自分のヤマ、ニヤマを持って生きていくことが第一段階です。

第二段階身構え アサナ=動禅行法

アサナ整体で自律神経力強化=下丹田力強化を行なう。

第三段階 プラーナヤマ=呼吸法と食事法

自律神経力強化=下丹田力強化を行なう。

第四段階 プラティヤハラ=制感自律行法

自分の意思で心と身体をコントロールする訓練。

ここからはラジャ(心)ヨガ⇒上丹田力の強化(結果として自律神経力強化)。

第五段階 ダラーナ=統一行法

心の統一。集中。

第六段階 デイヤーナ=禅定行法

最高の安らぎと安定を意味する。

第七段階 バクティ=信仰行法

心を無にして、無条件で自分を他に捧げる訓練!

第八段階 サマーディ=三昧行法

相手の心に共感し、自分と他人が一つになること。自他が一つになり、和合協力して生かし合う。

第九段階 ブッディ=仏性啓発行法

聖心行法ともいわれ、全てのご縁を有り難いと受け取る訓練。

第十段階 プラサード=法悦行法

真の歓喜行法であり、私の喜びとあなたの喜びと神(真我)の喜びが一つになった状態。

〔ヨガアサナ整体の目的〕

ヨガアサナ整体で骨盤、背骨の位置を正します。それにより頸椎の位置が整い、自律神経力が高まって、内臓の働きが良くなります。

骨格筋は腱で骨にくっついているので、背骨の歪み、身体の歪みによって筋肉がよじれ、硬くなってしまいます。ですから逆に、歪みを修正すると、全身の筋肉が緩み、血管も可動性が広がるので、血流がよくなり、胸筋や腹の筋肉も呼吸のしやすい状態となります。

丹田に重心が下りて(丹田力が高まり)そしてさらに深い呼吸法を続けると内なる真我と結ばれていくのです。

[図表1]人体の関連部位について