【前回の記事を読む】【SEO対策】攻略必須！サイト品質評価の基準「E-A-T」とは？

「E-A-Tを上げる」にはサイト内への目配りだけでなく外部対策が必須

人物を検索して、SERPsを確認してみよう

SERPs（サープス）とは、SearchEngineResultPage（s）の略で、検索エンジンで自然検索した際の検索一覧結果ページのことを指します。SERPsの中でもE-A-Tの重要な要素となるのが、ナレッジパネルという部分で、今回の例では人物を例として取り上げますが、法人や組織も対象となります。

たとえば第35代航空幕僚長であった「丸茂吉成」氏をGoogleで検索すると、彼の写真やWikipedia、国防に関連する方々の一覧が表示されており、通常の検索結果よりも情報が拡張されている事がわかります。

※今回、ナレッジパネルのサンプルとして紹介させていただいた「丸茂吉成」氏は、筆者の親族です。特別に許可をいただいて掲載しております。

対象人物が歌手の方であれば、「楽曲配信サイト」。芸能人であれば、「ニュース」「動画」「Twitterのアカウント」。作家であれば「書籍」。店舗や施設であれば「地図」や「ニュース」などが自動的に拡張されナレッジパネルに出てきます。これらは特定の人物（法人）を構成する関連要素となっています。

また、E-A-Tの仕組みとして、Googleは各々がもつ業種や専門分野、得意なジャンル毎にカテゴリを分類しているものと考えられます。要約すると、【人物（組織）と属性（分野）】が個別に結びついていて、該当者は特定のジャンルにおいて、E-A-Tがあるかないかといった判断をGoogleは行っているのです。

すべてのジャンルをカバーすることは難しく、何が尖とがっているかがポイントになります。