俳句・短歌 四季 2022.03.31 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第99回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 Tシャツの夕闇時ゆうやみどきの女学生魅力膨らむ乳房ちぶさに惹ひかれ 帰宅後に涙しながら慕わしく愛しい人の面影想う 降る雨に快活に立つ草木くさき哉生きてく糧かてに濃くなる緑
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【新連載】 武 きき 42歳で離婚しバツイチに…。でも今が一番幸せ!——何歳になっても「運命の出会い」はやってくる。第二の人生、ときめき再スタート! 杉山香子(こうこ)、四十二歳。あてもなく、見知らぬ町を歩いている。「はぁ~、歩き疲れちゃった。足が痛いなぁ~」素敵なカフェを見つけて入って休む事にした。歩いている人は、年配の女性が多い。静かな住宅地だ。「う~ん。ホットティーが美味しい」私は、自分の生きたい道を進む為にこの町へ来た。でもどうしていいか分からないので、あてもなく歩き回り、とりあえずカフェで休んでいる。靴擦れが痛い。今更、両親に心配を…
小説 『ライオンと鐘鳴らす魔道師[注目連載ピックアップ]』 【第6回】 NuMYasu ついに彼氏の家に初訪問! 「まあ、TVでも見てゆっくりして。チャンネルは2局しか映らないけど」(マジか…) 【前回記事を読む】「おしゃれな服を着てきてね」...連れていかれたのは横浜の高級鉄板焼き!?そこで待っていたのは…約束していた『お泊まりの日』がやってきた。俺は畑仕事を早々に済ませ、車で駅に向かった。やがて電車が着き二人が降りてきた。「こんにちは」と彼女。「こんにちは」とオウム返しで答える俺。「お迎えありがとね」「こちらこそ。こんな田舎に来てくれて」「翔ちゃんも。『こんにちは』って言って」頭を下…