所在地も表記したし、「炭火焼肉+新橋」にする!?

所在地を表記したことで、これでやっと本腰を入れてSEO対策ができるでしょうか。改めてお店の強みを思い返してみましょう。「うちは七輪を使って、炭火でじっくり焼けるのが強みなんだよねぇ」

お店のコンセプトは七輪で食べるホルモン焼きです。確かにサイト上には「七輪を使ってホルモンを楽しもう」と記載されており、事実として来店したお客さんには、七輪を出してホルモンを提供しています。

ただ、サイト上に【炭火焼肉】の表記は一切ありません。

実際のサービスはどうなのか?Googleは知らない

エリアワードを入れたことはステップアップですが、テキスト情報を掲載しない限り、Googleにあなたの思いやお店のコンセプトは伝わりません。

仮にも「炭火焼肉+新橋」にて、検索結果上位を狙いたい場合は、所在地情報と同様に、サイト内に【炭火焼肉】を表記しなければ、Googleはキーワードを認識してくれません。「実際のサービスはどうなのか?」といったことは、サイトに記載しない限りGoogleに理解してもらえないのです。

また、ホルモンの提供のみで、そもそも【焼肉】といった表記が無いなんてことはないでしょうか。ホルモン屋さんなので、ホルモンの商品ラインナップはありますが、【焼肉】といった表記が実はどこにも存在しないというオチです。冗談のような話ですが、このようなパターンが結構多いのです。

また、サイトにキーワードがしっかりと記載された上で、誰もが知る人気店であれば「炭火焼肉+新橋」で上位表示を狙うことも不可能ではないですが、本来お店は【ホルモン専門店】なので、炭火焼きを活かしたその専門性から最適なキーワードとしては「炭火焼きホルモン+新橋」とすることをオススメします。

まとめ

改めて今一度、Googleはシステムで動いていることを思い出してください。狙っているキーワードが【サイトに表記されていない】とGoogleから適切な情報を認識してもらうことが難しくなります。また【サービスや事業内容と一致していない】ケースに十分注意して、デザインや雰囲気だけに頼るのではなく、わかりやすいテキスト情報を入れることが重要です。

Step up!

月間検索数が少ない、このエリアワードはインパクトが無さそう、といった主観でSEO対策するしないを決めてはいけません。そのサイトで最も適切なキーワードは何か、またそのキーワードで流入してくるユーザは何を求めているのかといったニーズを理解できれば、キーワード選びに苦労する事はないでしょう。