俳句・短歌 句集 2022.02.16 句集「八ヶ岳南麓」より三句 句集 八ヶ岳南麓 【第50回】 浅川 健一 八ヶ岳の麓で暮らす医師の、四季折々の俳句集 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 一気呵成に青梅を落としたる 缶ビール山は薄墨色に暮れ ひまはりの大きな影に腰おろす
小説 『浜椿の咲く町[注目連載ピックアップ]』 【第13回】 行久 彬 「何をしても俺の勝手や。食わして貰っている身で偉そうに言うな」誕生日に発覚した夫の浮気。お祝いの準備をして待っていたのに… 【前回の記事を読む】「歳かねえ…腰辺りがキリキリ痛いんや」と、よく腰を叩くようになった母。病院に連れていくと、膵臓に手遅れの癌が…「ねえ、覚えている? 随分昔のことだけどお父さんの葬式のとき、お母さんはどうして泣きもせずずっと怖い顔をしていたの?」一人苦労を重ねて来た母には決して触れてはならない話題だったかもしれない。そう言ってしまった瞬間、美紀は智子が怒り出すのを予想した。しかし、そう訊かれ…
小説 『恋の終わりに』 【第6回】 西田 剛 山の中に捨てられていた男の遺体…シャツに付着していた衣類の繊維が、身に着けていたものと一致しなかった。 【前回の記事を読む】男の遺体に残された形跡から、刃物を引き抜かれた際に大量失血したことが分かった。即死ではなく、徐々に意識が遠のいていき…「やっぱり、二月十一日午後八時以降から二月十二日午前五時までの時間帯ということになりますよね」「そうとしか考えられないんだよなあ、俺には」中岡は宙を見つめながら呟いた。特別捜査本部でもこれとは反対の見解も出ている。つまり、遺体発見現場で被害者は犯人と会っており…