俳句・短歌 介護 母娘 短歌 2021.12.16 「最後まで人」より3首 最後まで人 介護ひとり百十一首 【第10回】 詠み人しらず 登り坂もしもし亀に抜かれても 二人三脚行けるとこまで 母との日々を五・七・五・七・七の音に乗せて綴った、切なくも心温まる短歌集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 もしかして ついにその日がやってきた? 気になる親の微妙な言動 咲きそうで咲かぬ蕾に光あて 咲けと促す花咲かばあちゃん 好きなもの相撲 水戸様 よしもと イモちゃん どれが一番?答えはおいも
小説 『あした会社がなくなっても』 【第9回】 桐生 稔 左遷されたその日に1本の電話——「本部長からです。」その内容は、怒りで受話器を壊しそうになるような… 【前回の記事を読む】入社して2か月で、静岡・富士支店へ左遷。本社に呼び出された理由は――職場の人間関係を壊したことだった。(こんなに近くで富士山を見たのは、人生で初めてだ……)桐谷は富士駅に降り立ち、目の前にそびえる富士山を見て、思わず息を呑んだ。その大きさは想像をはるかに超えている。遠くから見る存在だったはずの富士山が、まるで目の前に突きつけられたように、圧倒的な存在感で立ちはだかっていた。(…
小説 『春のピエタ[人気連載ピックアップ]』 【第8回】 村田 歩 出産する時は、実家の人間に立ち会ってほしくない。特に「犯罪者」の母は真っ平ごめんだ。しかし、鈍感な両親は… 【前回の記事を読む】刑務所で、お袋と13年ぶりに対面…こんなに小さな女だったか? 生活が苦しく、いつも歯を食いしばっていたお袋は…「おかあさん、フォークリフトの資格取ったんだってね」俺はぎょっとして優子を見た。驚いたのは俺だけじゃない。女も親父もびっくりしている。しばしのあいだ、四人の上に沈黙が落ちた。優子だけが平然としている。「よく頑張ったよな、おかあさんも」親父が戸惑いがちに沈黙を破った。女…