俳句・短歌 介護 母娘 短歌 2021.12.16 「最後まで人」より3首 最後まで人 介護ひとり百十一首 【第10回】 詠み人しらず 登り坂もしもし亀に抜かれても 二人三脚行けるとこまで 母との日々を五・七・五・七・七の音に乗せて綴った、切なくも心温まる短歌集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 もしかして ついにその日がやってきた? 気になる親の微妙な言動 咲きそうで咲かぬ蕾に光あて 咲けと促す花咲かばあちゃん 好きなもの相撲 水戸様 よしもと イモちゃん どれが一番?答えはおいも
エッセイ 『227日後の奇跡[注目連載ピックアップ]』 【第4回】 細見 貴子 「あの黒柴も気になっていて…」と話すと、店員からの想定外の返事が――「あの柴犬は実は…」 【前回記事を読む】ペット禁止のタワマンでこっそり小型犬を飼っていた住人。ほかの住人にバレて、管理会社に“密告”された結果…抽選の結果は、なんと、まさかの「落選」だった。販売会社の担当者からの申し訳なさそうな電話に、私は決して感情的にならず、こう返した。「そうでしたか、すごく残念です。実はずっと以前、御社のマンションを購入したことがあるんです。その時は、なんと37倍の競争率で当選したんですよ! だ…
小説 『差出人は知れず』 【第36回】 黒瀬 裕貴 「せめて、若菜だけは…」火の手が迫る中、防塵マスクを外して孫娘の口元へ…祖父が守りたかった娘は、その後—— 【前回記事を読む】「女の子ひとり抱えられねぇのか」――火事の中、孫を見つけた祖父。しかし老いた体はすでに限界で……(なんとか……なるかもしれねぇ)酸素が薄く、鈍る思考の中で良三は震える腕をどうにか動かした。手にするは命綱とも言える防塵マスク。良三はそれを外して若菜の口元に当てがった。これ以上少しでも煙を吸わないように隙間をなくすべく、すっかり薄くなった己の胸板に大切な孫娘の顔を押し付けることも忘…