俳句・短歌 介護 母娘 短歌 2021.12.16 「最後まで人」より3首 最後まで人 介護ひとり百十一首 【第10回】 詠み人しらず 登り坂もしもし亀に抜かれても 二人三脚行けるとこまで 母との日々を五・七・五・七・七の音に乗せて綴った、切なくも心温まる短歌集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 もしかして ついにその日がやってきた? 気になる親の微妙な言動 咲きそうで咲かぬ蕾に光あて 咲けと促す花咲かばあちゃん 好きなもの相撲 水戸様 よしもと イモちゃん どれが一番?答えはおいも
小説 『あら、50歳独身いいかも!』 【第3回】 武 きき 帰ろうとすると「ダメだ。もう僕の物だ」――キスで唇をふさがれ終電にも間に合わずそのまま… 【前回の記事を読む】10歳年下の彼から突然の告白。戸惑いつつも相手を試すように口にした「私を○○○みる?」その言葉とは…はぁ~とため息が出る。久しぶりに男の匂い。ゆっくりベッドを出て、シャワーへ。「涼真君、私帰るね。終電に間に合うから」「ダメだ! 帰らないで。泊まって!」「何言っているの! 着替えも無いし。帰る……」ベッドに引っ張られ涼真君の腕の中。「ダメ。明日休みだから買い物行って、映画も見よ…
小説 『13.Feb チョコレーション』 【第19回】 齊藤 俊彦 僕は重要だけど極めて当たり前のことに気づいた――彼女は一体誰にチョコレートを渡すのだろうか 【前回の記事を読む】新年会の鍋作戦は失敗! しかしヴァレンタインのチョコ作りを彼女を含めた3人の女性たちに教えることになり……「チョコはね、ヨーロッパでコンチェとか発明される前は、香りはいいけどザラついた食べ物だった」「コンチェ? 何、楽器みたいな名前」「まあミキサーの一種だね。チョコは、ある人がミキサーをつけっぱなしにして生まれたんだ。チョコの滑らかさを出すには、工業用の機械がいるんだ」「へー…