俳句・短歌 四季 2021.11.18 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第80回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 春光しゅんこうを浴びて街路の木々の葉が 露つゆ有るように萌えて輝やく 緑中りょくちゅう紅葉映える鮮やかさ 紅一点に凝視ぎょうしの目行く 朝空に野鳥一羽の飛翔見る 人より先の無重力哉
エッセイ 『227日後の奇跡[注目連載ピックアップ]』 【第4回】 細見 貴子 「あの黒柴も気になっていて…」と話すと、店員からの想定外の返事が――「あの柴犬は実は…」 【前回記事を読む】ペット禁止のタワマンでこっそり小型犬を飼っていた住人。ほかの住人にバレて、管理会社に“密告”された結果…抽選の結果は、なんと、まさかの「落選」だった。販売会社の担当者からの申し訳なさそうな電話に、私は決して感情的にならず、こう返した。「そうでしたか、すごく残念です。実はずっと以前、御社のマンションを購入したことがあるんです。その時は、なんと37倍の競争率で当選したんですよ! だ…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第213回】 月川 みのり 女性が夫の腕に手を添えるのを目撃…彼女は私を見ると「あなたが彼の奥様ね。気になっていたの」と微笑んだ。その真意は 【前回記事を読む】初めて迎える新婚の朝…朝食を2人して黙って食べた。その後、夫は「後悔していませんか」と言って俯いた…「何を?」結婚してから3ヶ月。よし子は女将として旅館の仕事を覚えながら、雅彦との新婚生活を楽しんでいた。朝は2人で朝食を食べ、夜は1日の出来事を話し合う。些細なことで笑い、時には意見が合わずに口論もする。でも寝る前には必ず「おやすみ」と言い合う。そんな穏やかな日々だった。美咲も無…