俳句・短歌 四季 2021.11.18 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第80回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 春光しゅんこうを浴びて街路の木々の葉が 露つゆ有るように萌えて輝やく 緑中りょくちゅう紅葉映える鮮やかさ 紅一点に凝視ぎょうしの目行く 朝空に野鳥一羽の飛翔見る 人より先の無重力哉
実用 『もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら[注目連載ピックアップ]』 【第9回】 長田 邦博 アドラーは4歳の頃、弟ルドルフとよく一緒のベッドで寝ていた。ある朝、目が覚めると隣で弟が死んでいた。母親は笑っていて… 【前回の記事を読む】「共同体感覚」アドラーが目指す理想的ゴール。自己の執着を他者への関心に変えるために、必要な3つのステップは…アドラー心理学の基本的な考え方と中心的な概念の理解を深めるために、アドラーの生涯をたどりながら、どのような背景(経験や環境など)でアドラー心理学が誕生したのか見てみましょう。アドラーは、1870年(明治3年)2月7日にオーストリアのウィーン郊外のルドルフスハイムで、ユダ…
小説 『ダンテ、ふたたび』 【第10回】 山下 正浩 その獣は3つの口を開いて牙を剥いた。手足をブルブルと震わせ、今にもしゃぶりついてきそうになったその時、掌いっぱいに土を拾い… 【前回記事を読む】セミラミスにクレオパトラ…淫乱な女たちの亡霊が目の前を通り過ぎていき、私はビンビンになって…目を覚ますとダンテは、第三の谷にいた。そこでは現世で大食いだった連中が、冷たい雨に打たれて罰せられている。〝ケルベロス〟(*1)という三つの頭の怪物が、連中を食い千切って吠えたてる。地上に横たわっている一人は、チャッコという渾名で呼ばれている。彼は帝国分裂の未来を予言する。ウェルギリウス…